~マリアージュのポイント~



マリアージュを考えるとき、大きく3つのベクトルで考えます。

1.同郷のマリアージュ・・・地方料理にはその地方のワインが合うという考え方

2.同格のマリアージュ・・・料理の格とワインの格を合わせるという考え方

3.味覚のマリアージュ・・・この考え方は、「五味」「同調」「中和」「風味」「テクスチャ―」の5つに分類することができます。

  ≽「五味」とは、その名の通り5つの味覚と合わせる。
   甘味はワインの甘味と食材の甘味、酸味はワインの酸味とビネガーなどの調味料、塩味は土壌由来のワインの塩味と醤油や塩などの調味料、旨味は熟成したワインと出し汁、苦みはワインのミネラル感と野菜など。
   料理とワインの五味をあわせる、もしくは料理に足りない五味をワインで補填することで、五味のマリアージュのハーモニーを楽しむことができます。
  ≽「同調」とは、ワインと料理の同じ要素を合わせる。
  ≽「中和」とは、特に赤ワインを考えるときに重要で、食材の持っている脂(脂質)と、調理中に加える油(油製)を、ワインによってどのように中和させるかがポイントになります。
   例えば、溌剌した泡が油を流し中和させる。酸味が油をきって口中を爽やかにさせる、など。
  ≽「風味」とは、同じ風味に寄せること。
  ≽「テクスチャ―」とは、質感、舌触り、構成を合わせること。
   例えば、軽い料理には軽いワインを、重たい手間のかかる料理には複雑なワインを、口当たりの柔らかい料理には滑らかな酸味・タンニンのワインを、そしてサクサク・シャキシャキ・パリパリとした食感の料理には弾ける泡やキレのあるミネラル感あふれるワインを合わせます。

ワイン×料理 マリアージュ特集 商品一覧

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