SDGsワイン特集
皆さんはSDGsという言葉をご存知でしょうか。
これは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」という意味を持った言葉の略語です。
端的に表すとこうなります。
「地球という一つの星で暮らしているのだから、世界共通でせめてこれだけは取り組んでいきましょう」
17の施策を実現することで、地球での生活を長く持続可能(サスティナブル)できるようにに。
すべての生き物のことを考えたうえで、取り組むべき活動の事を指します。
貧困の撲滅や地球環境保護、エネルギーの節約などもこの取り組みに含まれます。
そんなSDGsという考え方はワイン造りにおいても一般的になりつつあるのです。
BIB(バッグ・イン・ボックス)
マス・ド・ジャニーニ ロッソ 2022 3000ml |
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南仏の生産者マス・ド・ジャニー二による箱ワイン。
なんと箱ワインでありながらビオロジック栽培された、オーガニックワインです。 ルージュは平均樹齢50歳を超えたブドウを使用しており、軽やかさとジューシーさが楽しいワイン。 少し冷やし目で飲むのがおススメです。 ご購入はこちら≫ |
マス・ド・ジャニーニ ビアンコ 2022 3000ml |
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ドニーニ ロッソ NV 3000ml |
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イタリアからコストパフォーマンスに優れた箱ワインのご紹介です。
ロッソはコルヴィーナとメルローが主体となり、イタリアらしい果実味とフレッシュさが魅力的。 家庭料理と幅広く相性が良いので、1箱あれば晩酌には困りません。 BBQなどのイベントにも使いやすいのが箱ワインの魅力です。 ご購入はこちら≫ |
ドニーニ ビアンコ NV 3000ml |
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同生産者によるビアンコ。
フルボトル換算すると1本あたり591円というお買い得な箱ワインです。 土着品種のガルガネーガを主体にしており、すっきり系の仕上がり。 日本の厳しい暑さにもってこいのワインです。 ご購入はこちら≫ |
【解説】
デイリーワインとして大活躍の箱ワイン。 大容量でコストパフォーマンスも良く、晩酌時には欠かせない方も多いことでしょう。 実は箱ワインこそSDGsに向いているのです。 ワインは出来上がると様々な交通機関で世界中へ輸送されますが、その際に二酸化炭素が発生します。 また大半がガラスボトルを採用しており、ボトルを作る際には資源を、リサイクルする時にはエネルギーを消費します。 一方、箱ワインはガラスボトルよりもエコロジー。 ガラスボトルと違って形状が四角いため、通常のワインより積載量を多くできるので、車などが行き来する回数が減り、二酸化炭素の排出削減へつながります。 また箱の紙も再生紙を使っていることが多く、必要以上に資源を消費することもありません。 近い将来、「ワイン=箱ワイン」という常識になるのかもれません。 |
サスティナブルワイン
ボーグル・ヴィンヤード ピノ・ノワール 2021 |
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ボーグルヴィンヤードは年間250万ケースをも生みだすアメリカの人気ワイナリー。
自社畑のみならず契約畑でもサスティナブルな農法への転換を進めています。 スミレやイチゴなどのフルーティーさ、ほんのり香るオークが良いバランスです。 ご購入はこちら≫ |
オーガニックワイン
シエラ・デ・トローニョ・リオハ 2021 |
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スペインのオーガニックワインは、造られる環境から凝縮感と味の強いワインになりがち。
しかしシエラ・デ・トローニョはブルゴーニュを思わせるエレガントな味構成です。 味根にしっかりと酸があるため、テンプラニーリョとは思えないようなバランスに仕上がりました。 ご購入はこちら≫ |
パスカル・ブシャール シャブリ・ビオ 2020 |
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ブルゴーニュ北部・シャブリで造られるオーガニックワイン。
ドラジェ独占輸入品のため購入できるのはドラジェのみ! 洗練されたミネラルとふくよかな味わい、スムースな飲み口の癒し系シャブリです。 ご購入はこちら≫ |
【解説】
各国で定義は異なりますが、共通するのは「有機栽培の実施と化学薬品の不使用」という考え方です。 SDGs的には農薬を使わないことで、畑を長期的に使い続けられるようにする取り組みです。 昨今ではオーガニックワインも増えてきましたが、本来は生産がとても難しいものです。 天候や病害との闘い、また絶え間ない畑仕事の先にオーガニックワインは生み出されます。 だからこそその年の天候に影響され、土地の個性や作り手の味がダイレクトに反映される。 個性豊かで柔らかな味わい。それこそがオーガニックワインの持つ魅力でしょう。 |
自然派ワイン
シャトー・ローラン・ラ・ギャルド トラディション 2017 |
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ワインの王道・ボルドー地方でも自然派ワインが広まりつつあります。
シャトー・ローラン・ラ・ギャルドはクラシカルな味構成でありながらも、口当たりの柔らかさが魅力の一本。 試飲時に味わいのクオリティ―とコストパフォーマンスの高さに衝撃を受けました。 ご購入はこちら≫ |
マルセル・ダイス コンプランタジオン 2022 |
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マルセル・ダイスはアルザスでTOP3に入る自然派の生産者です。
混植混醸(複数の品種を混ぜて植えて収穫・醸造までを行う)で造られた珍しいキュヴェ。 要素の異なる複数のフルーティーさと、長い余韻が心地よく続きます。 ご購入はこちら≫ |
【解説】
自然派ワインは「できうる限り自然に近く造られたワイン」のことを指します。 特徴的であるのがビオディナミ農法でしょう。 これは通常の有機農法より一歩踏み込んだ取り組みです。 ブドウ畑を一つの生命体と捉え、それを取り巻く環境全体での調和を図る。 そのために有機栽培や農薬不使用、天体の運行に応じた農作業、天然のプレパラシオン(調合剤)の使用、自然酵母による発酵などを行います。 人的介入を極限まで減らすことで、ブドウ本来の持つ生命力を引き出す。 それがビオディナミ農法の考え方です。 この農法を取り入れると、畑の土壌に有機物質が増えて動植物が溢れ、自然豊かな畑になります。 未来の人たちへ畑を引き渡す、と考えた場合、これ以上にサスティナブルな方法はありません。 自然派ワインの味わいはオーガニックワイン以上に個性的。 「この葡萄でこの産地だからこういう味わい」といった固定概念では計れない世界です。 自分の五感を研ぎ澄ませて目の前のワインと向き合う。 そうして自分好みのワインと出会えた時、それは一生物になることでしょう。 |
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