- 自然派
VDF パガイユ (カベルネ・フラン、マルベック、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル) [2024] シャトー・レスティニャック <赤> <ワイン/フランス南西部>
ワイン名 | Pagaille |
ワイン種別 | 赤ワイン |
ブドウ品種 | カベルネ・フラン、マルベック、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル |
生産者 | Chateau Lestignac シャトー・レスティニャック |
産地 | フランス・南西地方 |
原産地呼称 | ヴァン・ド・フランス |
アルコール度数 | 13.0% |
容量 | 750ml |
「ヴァ・トゥ・フェール・ボワール」の後継キュヴェ!
【HLMネゴスもの】
レスティニャックのあるシグレス村に所在する”クロ・デ・テラス”を’23年引き継いだイゴール・コナン氏のぶどう。若手醸造家を育てるマチアス&カミーユのプロジェクトによるワイン。’
24ヴィンテージは春先に少々霜に見舞われ、涼しい春と夏だったことにより、じっくりとぶどうの樹は成熟した。粘土石灰質土壌の、南西〜北西向きの小さな谷間に位置する区画ごとに熟度が異なる畑。すべての品種は同じ日に収穫され混醸、除梗したぶどうを5日間醸し圧搾、4カ月セメントタンクで熟成後、コラージュもフィルターにも掛けず、SO2も全く添加せず瓶詰め。
やや紫掛かった淡いルビーの色調。桃や山桃の優しさを感じる赤果実風味。流れるような口当たりで、桃の果汁がしたたり落ちるような味わい。軽やかでバランスが取れ、風味に富んでいる。香りは穏やかだが、飲むととても美味しい!
■HLM 「オー・レ・ミュール」Hors les Murs
2018年レスティニャックではネゴシアン「オー・レ・ミュール」Hors les Murs(HLM)を設立しました!
同時にレスティニャック名ワインはより高品質なワイン造りを追求する為に畑を7haに減らし、やる気のある若手栽培家に譲った畑の栽培は任すという新体制を取りました。
HLMはレスティニャックの指導の下若手が栽培したぶどうと、レスティニャックが太鼓判を押した買いぶどうから醸造しております。勿論すべて有機栽培で醸造は全てマチアス&カミーユが行っております。更なる進化に乞うご期待!
■常に進化するレスティニャック(2025年3月訪問)
先日、実に久しぶりにレスティニャックを訪問してきました。訪問が出来ないでいた間もレスティニャックの活動は事あるごとに聞いてはいましたが、しばらく振りに訪問するとその変化がとても大きく感じられました。
まず、ぶどう畑の風景です。針金にぶどうの樹を這わせ光合成を最大限にするパリッサージュは完全に廃止し、光合成を制限しています。畑に生えてくる草は刈らず、春も終わりになると伸びてきた草をなぎ倒し草の勢力を削ぐとともに、地表を太陽の光から守ります。
ぶどうの樹にブッシュ(藪)のように絡みついてくる草はそのままにしておきます。ブッシュには昆虫や小動物の格好の住処、豊かな生態系を育んでくれます。
さらにマチアスは新しい試みも始めました。 人の手によるぶどう栽培が始まる以前、ぶどうの樹は森の端の日の当たる木に絡みつきながら生きながらえていました。当時、ぶどうの樹は病気に掛かることもなく果実を実らせていました。それを再現する試みです。プラム、チェリー、リンゴ、洋ナシその他多様な果樹が植わる畝と、ぶどうの樹の植わる畝を交互にし、ぶどうの樹がどのように成長し、どのようなぶどうを実らすのか、またそのぶどうからどんな味わいのワインが出来るのかを実験するという試みです。
マチアス&カミーユのあくない探求心が、将来のぶどう栽培とワイン造りにどのようにつながってくるのか楽しみでなりません。
(インポーター記事より)
商品管理番号 | W-FR15135057 |
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品種 | カベルネ・フラン、マルベック、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル |
輸入元 | ラヴニール |