ヴィトフスカ [2022] ニコリーニ <白醸し> <ワイン/イタリア>

自然派
ワイン名 Vitouska(Vitovska) / Nicolini
ワイン種別白醸し
ブドウ品種ヴィトフスカ
生産者ニコリーニ
生産地などイタリア/フリウリ ヴェネツィア じゅーりあ
原産地呼称Venezia Giulia IGP
その他備考

ヴィトフスカはカルソ地方とイストリア地方の伝統的で最も重要な白ブドウ品種のひとつ。2019ヴィンテージより、かつてのこの地方での呼び名「Vitouska」に、エチケット表記が変更されています。

海抜180mの畑からヴィトフスカを収穫し、36~48時間野生酵母のみで皮ごと醸し醗酵させ、伝統的な手回しのプレス機で圧搾。大きなオーク樽に移し替え約8か月間熟成を行い、ノンフィルターでボトリング。エレガント!

■ニコリーニ
フリウリ南東部、トリエステから南へ15kmの港町ムッジャは、紀元前8世紀には砦が築かれ、その後も西ローマ帝国やヴェネツィア共和国、オーストリア帝国など多くの支配を受けながら発展してきました。第二次世界大戦後まで海軍造船業の拠点として栄えたこの町の高台に、小さな家族経営ワイナリー「ニコリーニ」があります。畑も街を見下ろす丘の上に広がり、海由来の堆積物を含む粘土質と砂岩が混じった土地が特徴です。

ニコリーニの畑は約2ヘクタールで、うち1.5ヘクタールがブドウ畑。化学的農薬に頼らず、平均樹齢25年のブドウを丁寧に育てています。消えつつある土着品種を守るため、樹齢100年超えの古木から株分けして徐々に収穫量を増やし、単一品種での醸造も可能に。コンパクトなセラーでの醸造は二酸化硫黄の使用を最小限に抑え、伝統的でシンプルな手法が貫かれています。なお、一部の土着品種は苗が市場に存在しないため原産地呼称に登録できず、土地に根付いたぶどうでありながら“vino格付”となってしまう現状もあります。

ムッジャには、ハムやチーズをつまみにワインを楽しむ伝統の“オスミツァ”文化が長く残っており、ニコリーニも自家製ハムとワインを提供してきました。1918年ごろからオスミツァ向けのワインを造り続けてきましたが、1990年に自家ボトリングを始めたことで現在は居酒屋営業を終了し、すべてボトル販売に転換。また一族の歴史を語る上で欠かすことのできない直火式蒸留機を使ったグラッパ造りは、ビアンコとリゼルヴァの2種を生産しています。現在は当主ジョルジョ、妻ロッサーナ、息子エウジェーニオの家族3人で、年間約1万本を手掛けています。
(輸入元資料より抜粋)

商品管理番号 W-IT15133348
品種 ヴィトフスカ
輸入元 ヴィナイオータ
内訳
販売価格
(単価 × 入数)
注文数

バラ

品番
W-IT15133348
配送サイズ
1本分換算
販売価格
(単価 × 入数)
注文数
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