フランシス・オルバン キュヴェ・ブリュット・レゼルヴ V.V NV (ピノ・ムニエ100%)<白> <ワイン/シャンパン>
ワイン名 | Francis Orban Cuvee Brut Reserve Vieilles Vignes |
ワイン種別 | 泡白 |
ブドウ品種 | ピノ・ムニエ |
生産者 | フランシス・オルバン |
生産地など | シャンパーニュ |
原産地呼称 | AOCシャンパーニュ |
その他備考 |
単一年のワインにヴァン・ド・レゼルヴを50%ブレンド。最低24ヶ月間の熟成を経ています。アプリコットや白桃などの新鮮なフルーツのアロマに、ほのかなクリーム系の甘さが特徴です。口当たりは滑らかで、芳醇なシトラスの風味にスパイスのニュアンスが感じられます。 余韻にはレモンピールのビターさが心地良く残ります。
シャンパーニュ・フランシス・オルバン / Francis Orban
1929年に現当主フランシス・オルバン(Francis Orban)の曾祖父レオポルド・オルバンがシャンパーニュのルヴリニー村に入植し、ドメーヌの歴史が始まりました。レオポルドはこの村におけるシャンパーニュ製造のパイオニアでした。その後、彼のブドウ栽培及びシャンパーニュ造りは、父から子へと4代に渡りこの地で受け継がれてきました。
現当主フランシス・オルバンは、1980年生まれ。シャンパーニュを愛する両親の元に生まれ、子供の頃からブドウ畑の傍らで育ちました。学校では醸造学を学ぶだけではなく、家族経営企業の運営についても学ぶなど、オルバン家のシャンパーニュ造りをより良い形へと導いています。2007年には自らの名前を冠したシャンパーニュ・フランシス・オルバンを設立。現在は7.5haの自社畑を所有し、年間に約68,000本を元詰めしています。
ルヴリニー村は、シャンパーニュの首都とも呼ばれるエぺルネから15km程西のマルヌ川左岸に位置しています。ヴァレ・ド・ラ・マルヌと呼ばれるこの一帯は、シャンパーニュ発祥の地域とされ、ブドウ栽培に適した環境が広がっています。特にルヴリニー村の畑は粘土石灰質土壌で、日照時間に恵まれています。また、マルヌ川から発生する霧の影響など、複雑な要素が組み合わさり独自のミクロクリマを有しています。そして、これらの条件はシャンパーニュ主要品種のひとつである、ピノ・ムニエの栽培に最も適しています。以前はピノ・ノワール及びシャルドネの為の補助品種として扱われていたピノ・ムニエですが、近年シャンパーニュでは、ムニエの持つ味わいの個性とポテンシャルに注目が集まっています。曾祖父の時代からピノ・ムニエを栽培し、その特徴を熟知しているオルバン家。所有畑の90%はピノ・ムニエ、10%がシャルドネです。ま さにピノ・ムニエのスペシャリストとして、質の高いシャンパーニュを造り続けています。
ピノ・ムニエ100%のシャンパーニュを造る為のブドウ栽培は、簡単ではありません。特に注意すべきは酸とミネラルで、この要素が満足に得られないと、ワインは重くやや単調な味わいに仕上がってしまいます。フランシス・オルバンは、ピノ・ムニエの熟度に注意を払い、最良のタイミ ングに手摘みで収穫しています。また彼らの畑から醸造所までが近い為、ブドウにストレスをかけずに運べるのも良い条件の一つです。 ブドウは酸化防止機能付きの近代的な圧搾機で搾汁し、ステンレスタンクで醸造を行います。その後、瓶詰めし24ヶ月以上の瓶内二次熟成を行いますが、瓶詰前のブレンド時にはその年のワインに加えて、1~2年熟成したリザーヴ・ワインを50%程使用します。リザーヴ・ワインの比率を高める事で、安定した味わいのシャンパーニュに仕上げています。 従来のピノ・ムニエのイメージとは異なり、洗練された優雅な味わいを持つ彼らのシャンパーニュは、アペリティフとしても食中酒としても楽しめます。
ーインポーター資料よりー
商品管理番号 | W-CH21070206 |
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品種 | ピノ・ムニエ |
輸入元 | 富士インダストリーズ |