- 自然派
- ビオディナミ
VDF アルカンヌ (2022) シャトー・ド・フォス=セッシュ <白> <ワイン/ロワール>
<自然派>ビオディナミ
畑・土壌:ジュラ紀の地層、火打石の小石と砂利が混ざった粘土質。 非常に根が深い。
気候:海洋性の影響を受けた温帯性気候、ブドウがゆっくりと成熟します。
栽培:ビオディナミ、Ecocert認証、Biodyvin認証
醸造:熟成:ステンレスタンク発酵、熟成。
シャトー・ド・フォス=セッシュ / Château de Fosse-Sèche
西暦800年から1,000年にかけてのこと。この地方ではシトー派に先行していたベネディクト派の修道士たちによって建立された醸造所です。修道士たちはフォス=セッシュ教会のためにワインを造っていました。フォス=セッシュの名前はフランス語ではなくラテン語の“Fossa Sicca”に由来しています。 フォス=セッシュ城ではフランスで最古となる石造りの発酵槽を見ることが出来ます。 1,000年を越える歴史、それは私たちが良いワインを造っていることを証明はしませんが、このフォス=セッシュと呼ばれるこの土地が素晴らしい好適地ということは証明してくれます。
20年ほど前から、私たちは非常にシンプルな考え方を軸に一連の仕事に反映させています。 フォス=セッシュの所有する土地の3分の1をブドウ造りのために、残りの3分の2は自然と多彩な生態系のために捧げるのです。それは45ヘクタールの単一区画の中心に有機栽培とビオディナミ(ビオディヴァン)の認証を受けた15ヘクタールの畑があるということです。40ヘクタール以上のポテンシャルを持つ畑の中で、15ヘクタールだけをブドウ畑にする、その選択こそが私たちの強い献身なのです。生態系のために確保した30ヘクタールの土地で私たちは20年に渡って生物の多様性を尊重した結果、当初はあまりにも脆弱だった生態系を強化してきました。 20年前、私たちはこの地域の生態系に不可欠な池を掘りました。2010年には、メーヌ=エ=ロワール県に生息する17種類の両生類を保護する団体が設立されました。そこで私たちは、両生類や特定の昆虫の繁殖を促進するために、水域の脇に湿地帯をつくりました。
私たちは15年以上に渡って受粉を媒介する昆虫のための貯蔵庫を造り、30種類以上の花を5~7の区画に分けて育てています。この植物のための区画は当初は2.7ヘクタールから始まり最大時には5.5ヘクタールにもなりました。今ではこれらの植物、花畑の面積は4ヘクタール程度です。 2017年、フォス=セッシュはCDC 2050のカテゴリーで最も厳しい“Arbre d‘Avenir”の全国コンクールで優勝。続く2018年にはメーヌ=エ=ロワール県の農業部門で最優秀賞を受賞しました。同部門でワインのドメーヌがこの賞を受賞したのはこれが初めてのことでした。審査員の注目を集めたのは、フォス=セッシュが複数の雇用創出による改善、経済発展とドメーヌの生態系の多様性保全への全面的な関与を両立させていることでした。
セシル:ベルギー出身のセシルは幼少期をNamur(ナミュール)とCharleroy(シャルルロワ)で過ごしました。美術史と考古学を学んだあと、ブリュッセルのベルギーフランス共同体文化遺産局に勤務。2010年に母国を離れ、エイドリアンと共に情熱を分かち合うために渡仏しました。自然を尊重し、土地と触れ合うことの重要性に常に敏感で、現在はフォス=セッシュのブドウ畑の世話をしており、ギヨームと共にワイン造りの全工程に参加しています。
ジュリー:フランス系チェコ人として生まれたジュリーは、幼少期をマダガスカルやその他多くの国で過ごしました。英語とスペイン語を学んだあと、パリでコミュニケーションを学びます。2010年にソミュール地方に移り住み、ギヨームの元で働きます。2012年には正式にフォス=セッシュで働き始めます。ジュリーはドメーヌの管理、コミュニケーションを担当しています。
2012年5月、ギヨームとエイドリアンは一緒にシャトー・ド・フォス=セッシュを継承しました。 現在、2組の夫婦は家族的な雰囲気の中で働き、生活しており、ワインと自然への情熱を分かりあうという共通の目標を持って互いに補完しています。 通常の樽とは別に、フォス=セッシュのセラーでひときわ目を引くのは、この印象的な卵型タンクの列です。この独特な形状のタンクは、古代に発見された巨大なテラコッタの甕やアンフォラ、“ドリア“にヒントを得たもので、半分地中に埋めた状態でワインや油、穀物を貯蔵するために使われていました。この“卵”はメーヌ=エ=ロワール県のエキュイスにあるノンブロ社によって、“黄金比率”に基づいて設計されています。
このタンクは合成物や金属製の補強材は一切使用せず、水硬性石灰と粘土質の砂で構成され、塩素を避けるために湧き水で湿らせた粘土質のコンクリートで作られています。この天然コンクリートは多孔質で、樽の中と同じようにワインに微量な酸素供給を可能にするが、樽香はなく、果実味を保つことがで出来るのです。またステンレスタンクとは異なり、コンクリートは熱伝導は完全にシャットアウトします。この卵型タンクは一体成型されているため、内側に粗い部分がありません。その角のない形状が液体のブラウン運動を促しているのです。
このアンフォラはワインにどのような影響を与えるのでしょうか?フルーティなアロマが増し、口当たりがより豊かになり、樽香のようなインパクトがなくなる。澱がワインを酸化から守るので、硫黄の量を抑えることが出来ます。要するに、これらのタンクによって、介入をできるだけ少なくすることで、純粋さと正確さの点でさらに前進することができるのです。
ーインポーター資料よりー
ワイン名 | Arcane Vin de France Blanc / Château de Fosse-Sèche |
ワイン種別 | 白ワイン |
ブドウ品種 | シュナン100% 平均樹齢:25年 |
生産者 | シャトー・ド・フォス=セッシュ / Château de Fosse-Sèche |
産地 | フランス・ロワール |
原産地呼称 | ヴァン・ド・フランス |
アルコール度数 | |
容量 | 750ml |
その他備考 |
畑・土壌:ジュラ紀の地層、火打石の小石と砂利が混ざった粘土質。 非常に根が深い。
気候:海洋性の影響を受けた温帯性気候、ブドウがゆっくりと成熟します。
栽培:ビオディナミ、Ecocert認証、Biodyvin認証
醸造:熟成:ステンレスタンク発酵、熟成。
シャトー・ド・フォス=セッシュ / Château de Fosse-Sèche
西暦800年から1,000年にかけてのこと。この地方ではシトー派に先行していたベネディクト派の修道士たちによって建立された醸造所です。修道士たちはフォス=セッシュ教会のためにワインを造っていました。フォス=セッシュの名前はフランス語ではなくラテン語の“Fossa Sicca”に由来しています。 フォス=セッシュ城ではフランスで最古となる石造りの発酵槽を見ることが出来ます。 1,000年を越える歴史、それは私たちが良いワインを造っていることを証明はしませんが、このフォス=セッシュと呼ばれるこの土地が素晴らしい好適地ということは証明してくれます。
20年ほど前から、私たちは非常にシンプルな考え方を軸に一連の仕事に反映させています。 フォス=セッシュの所有する土地の3分の1をブドウ造りのために、残りの3分の2は自然と多彩な生態系のために捧げるのです。それは45ヘクタールの単一区画の中心に有機栽培とビオディナミ(ビオディヴァン)の認証を受けた15ヘクタールの畑があるということです。40ヘクタール以上のポテンシャルを持つ畑の中で、15ヘクタールだけをブドウ畑にする、その選択こそが私たちの強い献身なのです。生態系のために確保した30ヘクタールの土地で私たちは20年に渡って生物の多様性を尊重した結果、当初はあまりにも脆弱だった生態系を強化してきました。 20年前、私たちはこの地域の生態系に不可欠な池を掘りました。2010年には、メーヌ=エ=ロワール県に生息する17種類の両生類を保護する団体が設立されました。そこで私たちは、両生類や特定の昆虫の繁殖を促進するために、水域の脇に湿地帯をつくりました。
私たちは15年以上に渡って受粉を媒介する昆虫のための貯蔵庫を造り、30種類以上の花を5~7の区画に分けて育てています。この植物のための区画は当初は2.7ヘクタールから始まり最大時には5.5ヘクタールにもなりました。今ではこれらの植物、花畑の面積は4ヘクタール程度です。 2017年、フォス=セッシュはCDC 2050のカテゴリーで最も厳しい“Arbre d‘Avenir”の全国コンクールで優勝。続く2018年にはメーヌ=エ=ロワール県の農業部門で最優秀賞を受賞しました。同部門でワインのドメーヌがこの賞を受賞したのはこれが初めてのことでした。審査員の注目を集めたのは、フォス=セッシュが複数の雇用創出による改善、経済発展とドメーヌの生態系の多様性保全への全面的な関与を両立させていることでした。
セシル:ベルギー出身のセシルは幼少期をNamur(ナミュール)とCharleroy(シャルルロワ)で過ごしました。美術史と考古学を学んだあと、ブリュッセルのベルギーフランス共同体文化遺産局に勤務。2010年に母国を離れ、エイドリアンと共に情熱を分かち合うために渡仏しました。自然を尊重し、土地と触れ合うことの重要性に常に敏感で、現在はフォス=セッシュのブドウ畑の世話をしており、ギヨームと共にワイン造りの全工程に参加しています。
ジュリー:フランス系チェコ人として生まれたジュリーは、幼少期をマダガスカルやその他多くの国で過ごしました。英語とスペイン語を学んだあと、パリでコミュニケーションを学びます。2010年にソミュール地方に移り住み、ギヨームの元で働きます。2012年には正式にフォス=セッシュで働き始めます。ジュリーはドメーヌの管理、コミュニケーションを担当しています。
2012年5月、ギヨームとエイドリアンは一緒にシャトー・ド・フォス=セッシュを継承しました。 現在、2組の夫婦は家族的な雰囲気の中で働き、生活しており、ワインと自然への情熱を分かりあうという共通の目標を持って互いに補完しています。 通常の樽とは別に、フォス=セッシュのセラーでひときわ目を引くのは、この印象的な卵型タンクの列です。この独特な形状のタンクは、古代に発見された巨大なテラコッタの甕やアンフォラ、“ドリア“にヒントを得たもので、半分地中に埋めた状態でワインや油、穀物を貯蔵するために使われていました。この“卵”はメーヌ=エ=ロワール県のエキュイスにあるノンブロ社によって、“黄金比率”に基づいて設計されています。
このタンクは合成物や金属製の補強材は一切使用せず、水硬性石灰と粘土質の砂で構成され、塩素を避けるために湧き水で湿らせた粘土質のコンクリートで作られています。この天然コンクリートは多孔質で、樽の中と同じようにワインに微量な酸素供給を可能にするが、樽香はなく、果実味を保つことがで出来るのです。またステンレスタンクとは異なり、コンクリートは熱伝導は完全にシャットアウトします。この卵型タンクは一体成型されているため、内側に粗い部分がありません。その角のない形状が液体のブラウン運動を促しているのです。
このアンフォラはワインにどのような影響を与えるのでしょうか?フルーティなアロマが増し、口当たりがより豊かになり、樽香のようなインパクトがなくなる。澱がワインを酸化から守るので、硫黄の量を抑えることが出来ます。要するに、これらのタンクによって、介入をできるだけ少なくすることで、純粋さと正確さの点でさらに前進することができるのです。
ーインポーター資料よりー
商品管理番号 | W-BD15130286 |
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輸入元 | オルヴォー |