チンクエ・テッレ (ボスコ、その他土着品種) [2024] ポッサ <白醸し> <ワイン/イタリア>
| ワイン名 | Cinqueterre / Possa |
| ワイン種別 | 白醸し |
| ブドウ品種 | ボスコ(80%)、その他土着品種(20%) |
| 生産者 | ポッサ |
| 生産地など | イタリア/リグーリア |
| 原産地呼称 | Cinque Terre DOC |
| その他備考 |
ポッサのフラッグシップ的ワイン。チンクエテッレは、ボスコ主体(DOCの規定的には40%以上)で、アルバローラやヴェルメンティーノなどを主要補助品種を合わせて40%まで、そしてその他の品種を合わせて20%まで使用して良いのですが、ハイディのチンクエテッレにはアルバローラとヴェルメンティーノは使われておらず、ボスコ(80%)とその他の品種が使われています。
平均樹齢50年ほどのブドウ樹から収穫、ステンレスタンクにて4~5日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。圧搾後ステンレスタンクで醗酵を続けた後、約半分のワインは樫かアカシアの小樽、約半分はステンレスタンクにて熟成、瓶詰め後約2か月間寝かせた後にリリース。
■ポッサ
リグーリア州の東南部に位置するリオマッジョーレは、世界遺産チンクエテッレの一つで、5つの街からなるチンクエテッレの中では東南端にあり、フィレンツェから北西に160kmほどとトスカーナやエミリア ロマーニャからも近いためリゾート地として賑わってきた地域です。父親がチンクエテッレ国立公園の会長を勤めているサムエーレ ハイディは、この地域の現状に危機感を覚え、人とこの土地との共生の証であるブドウ畑の景観、そしてチンクエテッレの伝統を守るべく2004年に自らワイナリーを始めました。5つの町を囲むように広がる、総延長6700Kmにも達する石垣の段々畑は、平地がほとんどなく痩せた土壌であるチンクエテッレで暮らしていくために、急斜面の岩盤を砕いた際に出る砂を畑に、出た石を石垣にしてきた住民の命懸けの歴史を物語っています。
100年前には1400ヘクタールあったブドウ栽培面積も、現在では急峻な畑での作業効率の悪さとそれに伴うコスト高から、100ヘクタールにまで激減しています。当初1ヘクタールほどだったポッサの畑は、断崖絶壁に点在する形で3.5ヘクタールほどの広さとなり、ブドウ以外にも果樹、野菜、ハーブ、ケイパー、ヤシの木などを育て、各所にミツバチの巣箱を設置し、硫黄以外の農薬を使用しないだけでなく、環境全体で有機的な循環ができる姿を目指しています。
(輸入元資料より)
| 商品管理番号 | W-IT25112902 |
|---|---|
| 品種 | ボスコ、その他土着品種 |
| 輸入元 | ヴィナイオータ |
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