- 自然派
- ビオディナミ
ポスカ・ロッサ (バルベーラなど) [2025] オルシ・ヴィニェート・サン・ヴィート <赤> <ワイン/イタリア>
<自然派>ビオディナミ
ポスカはローマ時代の庶民が飲んでいた、ワインを水で割ったものの名前。高貴な人や裕福な人は水で割らない純粋なワイン(Vinum)を飲めたわけですが、庶民には高嶺の花だったってことなのかと…。
当時は「ワインは(ヒトを)酔わせるが、ポスカは力をもたらす」と言われていたくらい、庶民の日常に添った飲み物だったようです。ポスカロッサは、水では割っていませんが(笑)、複数ヴィンテージをブレンドすることで、良い意味で無個性化を図り、より日常に寄り添ったワインとしてリリースする…というイメージで生まれたのかと。
彼らが栽培する黒ブドウ品種(バルベーラ、カベルネソーヴィニョン&フラン、ネグレット、サンジョヴェーゼ)の様々なワイン&VTが混ざったワイン。オルシ的ポスカの赤ヴァージョン。こちらは一番古いものだと2008のワインが混ぜられています。
■オルシ ヴィニェート サン ヴィート
ヴァルサモッジャを生産地域内に取り込むコッリ ボロニェージDOCは、安ワインの代名詞的なワインの生産地。ヴァル(Val=Valle渓谷)というぐらいですから、ヴァルサモッジャのブドウ畑は丘陵地にあるわけで、作業効率の悪さや機械化を進めづらいという理由もあり、丘陵地帯に畑を持つ造り手はどんどん廃業してゆき、ワイン用のブドウ畑をつくる権利を売ることで赤字回収をしたのだと想像します。そして権利を買った人は、平地にブドウ畑をつくり、大量生産型の農業&ワイン生産を行い…。
ヴァルサモッジャの辺りは、クオリティワインを産するゾーンとして1000年来知られていました(この地域を統べていた女伯マティルデ ディ カノッサにも献上されていたそう!)から、フェデの両親もそういった歴史のある場所から偉大な文化がなくなってしまう事を危惧したのだと思います。そんなこんなで、フェデはビジネスマンからいきなりヴィニェロンをやることに…。
それまでは飲み手として楽しんでいたワインを自身で造ることになり、「なぜここでワインを造るのか?そして消費者に自分のワインを飲んでもらう意味とは?そしてワインというプロダクトの価値や意味をどう高めることができるのか?」という根源的な事を自問するフェデ。
それまでは、かつてのオータ同様にガイドブックで高評価されるワインを追いかけてきたのですが、そこには彼が自問した問いに対する答えがないことに気が付き、小さな職人的な仕事をする造り手やそういった造り手が集まるサロンに飲み手として参加し始めます。(その際に大きな影響を受けたのが、ラディコン、ラ ストッパ、カシーナ デッリ ウリーヴィなど…)
ワイナリーを購入しまず最初に行ったのは、シャルマー方式用のタンクを廃棄処分する事。そして2006年から畑ではバイオダイナミクス農法を導入、赤は2008年から、そして白は2010年から野生酵母による醗酵をするようになり、2012年からは2次醗酵時にも酵母添加をしないようになり、エノロゴもいない状態に…。
畑でも前オーナーがカベルネ、メルロー、シラー、シャルドネ、リースリングといった国際品種を植えていた所に、この辺りを代表する品種であるピニョレットを筆頭に、アリオンツァ、ネグレット(エヴィーノさん取り扱いの造り手、ジョルジョ エリオリの畑でマッサルセレクションをしたもの。とても渋く酸の穏やかな品種)、マルヴァジーア ディ カンディア(ラ ストッパ!)、アルバーナ等の土着品種を植えます。
(インポーター記事より)
| ワイン名 | Posca Rossa NV(Cuvee Febbraio 2025) / ORSI Vigneto San Vito |
| ワイン種別 | 赤ワイン |
| ブドウ品種 | バルベーラ、カベルネソーヴィニョン&フラン、ネグレット、サンジョヴェーゼ |
| 生産者 | オルシ・ヴィニェート・サン・ヴィート(ORSI Vigneto San Vito) |
| 産地 | イタリア/エミリア ロマーニャ |
| 原産地呼称 | vino |
| その他備考 | アルコール度数:13.5% |
ポスカはローマ時代の庶民が飲んでいた、ワインを水で割ったものの名前。高貴な人や裕福な人は水で割らない純粋なワイン(Vinum)を飲めたわけですが、庶民には高嶺の花だったってことなのかと…。
当時は「ワインは(ヒトを)酔わせるが、ポスカは力をもたらす」と言われていたくらい、庶民の日常に添った飲み物だったようです。ポスカロッサは、水では割っていませんが(笑)、複数ヴィンテージをブレンドすることで、良い意味で無個性化を図り、より日常に寄り添ったワインとしてリリースする…というイメージで生まれたのかと。
彼らが栽培する黒ブドウ品種(バルベーラ、カベルネソーヴィニョン&フラン、ネグレット、サンジョヴェーゼ)の様々なワイン&VTが混ざったワイン。オルシ的ポスカの赤ヴァージョン。こちらは一番古いものだと2008のワインが混ぜられています。
■オルシ ヴィニェート サン ヴィート
ヴァルサモッジャを生産地域内に取り込むコッリ ボロニェージDOCは、安ワインの代名詞的なワインの生産地。ヴァル(Val=Valle渓谷)というぐらいですから、ヴァルサモッジャのブドウ畑は丘陵地にあるわけで、作業効率の悪さや機械化を進めづらいという理由もあり、丘陵地帯に畑を持つ造り手はどんどん廃業してゆき、ワイン用のブドウ畑をつくる権利を売ることで赤字回収をしたのだと想像します。そして権利を買った人は、平地にブドウ畑をつくり、大量生産型の農業&ワイン生産を行い…。
ヴァルサモッジャの辺りは、クオリティワインを産するゾーンとして1000年来知られていました(この地域を統べていた女伯マティルデ ディ カノッサにも献上されていたそう!)から、フェデの両親もそういった歴史のある場所から偉大な文化がなくなってしまう事を危惧したのだと思います。そんなこんなで、フェデはビジネスマンからいきなりヴィニェロンをやることに…。
それまでは飲み手として楽しんでいたワインを自身で造ることになり、「なぜここでワインを造るのか?そして消費者に自分のワインを飲んでもらう意味とは?そしてワインというプロダクトの価値や意味をどう高めることができるのか?」という根源的な事を自問するフェデ。
それまでは、かつてのオータ同様にガイドブックで高評価されるワインを追いかけてきたのですが、そこには彼が自問した問いに対する答えがないことに気が付き、小さな職人的な仕事をする造り手やそういった造り手が集まるサロンに飲み手として参加し始めます。(その際に大きな影響を受けたのが、ラディコン、ラ ストッパ、カシーナ デッリ ウリーヴィなど…)
ワイナリーを購入しまず最初に行ったのは、シャルマー方式用のタンクを廃棄処分する事。そして2006年から畑ではバイオダイナミクス農法を導入、赤は2008年から、そして白は2010年から野生酵母による醗酵をするようになり、2012年からは2次醗酵時にも酵母添加をしないようになり、エノロゴもいない状態に…。
畑でも前オーナーがカベルネ、メルロー、シラー、シャルドネ、リースリングといった国際品種を植えていた所に、この辺りを代表する品種であるピニョレットを筆頭に、アリオンツァ、ネグレット(エヴィーノさん取り扱いの造り手、ジョルジョ エリオリの畑でマッサルセレクションをしたもの。とても渋く酸の穏やかな品種)、マルヴァジーア ディ カンディア(ラ ストッパ!)、アルバーナ等の土着品種を植えます。
(インポーター記事より)
| 商品管理番号 | W-IT15134892 |
|---|---|
| 品種 | バルベーラ、カベルネソーヴィニョン&フラン、ネグレット、サンジョヴェーゼ |
| 輸入元 | ヴィナイオータ |
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