【SALE】バブル・レネット　NV（2021） ミューラー・ケベルレ　＜白＞　＜ワイン／アルザス／スパークリング＞

花崗岩土壌に植えられたミュスカとリースリングより。
ダイレクトプレスしたミュスカに再度ミュスカの果皮を投入した後、同じくダイレクトプレスしたリースリングをブレンドし発酵を行いました。

濁りのあるオレンジ色の外観。ペティアンにしてはガスは強めで、十分なガスを感じます。
黄色系の花のようなフローラルなニュアンスに桃、赤リンゴ、オレンジピールといった果実のニュアンスが加わり、更にドライハーブのようなちょっとしたスパイスが、味わいに幅をもたらします。
味わいは見た目や香りから想像する以上にドライで、アフターに感じるキュっと締まった酸やフィニッシュを引き締める若干の苦みが、全体をまとめ上げています。

遊び心があるワインで、ラベルも王冠で水上スキーをするカエルと非常にファンキー。抜栓2日目以降もマメる事はなく、安心して飲むことが出来ます。
提供温度は8～10度ほどに冷やしてから飲む事をお勧めします。

■ドメーヌ・ミューラー・ケベルレ（ Domaine Muller Koeberle）
ストラスブールとコルマールの中間に位置する街、セレスタ郊外にあるサン・イポリットでワイン造りを行っている「ドメーヌ・ミューラー・ケベルレ」は、1961年に設立された家族経営のドメーヌです。

現在は4代目のダヴィッド・ケベルレが27haの畑を引き継ぎ、伝統とナチュラルな手法を融合させ、ワイン造りを行っています。

3代目まではいわゆる伝統的なワイン造りをしていましたが、4代目のダヴィッドがナチュラルワインへ方向転換していく中で、クリスチャン・ビネールが運営しているピルエット・グループにも参加。
ピルエットのラベルで世間に自らのワインを出していく事で、ワインのレベルアップと販売を進め、グループに参加する事で生産者との情報交換や様々な勉強を行い、ダヴィッドのスキルアップにも繋がりました。

何年間か参加する事で徐々にナチュラルワイン的な造りの完成度を上げて行き、十分な経験を積んだ今回、晴れて独立する事になった期待の大型新人生産者です。